私共は 広い通信帯域を活用できるミリ波を用いて
近接かつ高速な1対1通信を実現する無線システムを
研究・開発する団体です

NEWS/TOPICS



  • 2022.11.1 インドにおける高速コンテンツ配信の実証実験開始のお知らせ [ NEW ]
  • 当組合は、11月1日より、インドニューデリーにおいて、高速コンテンツダウンロードサービス関する実証実験を開始しました。 同実験は、映画、ゲームそして広告を瞬時にダウンロードさせるもので、2時間の映画を2秒程度でダウンロードできます。 最大約4Gbpsの無線技術により、インドにおける現通信環境(4G/LTE)に比べ、約400分の1の時間を実現しております。 今後、消費者並びにコンテンツ制作者にその優位性を訴求いたします。

  • 2022.6.29「欧州との連携によるBeyond5G先端技術の研究開発」の最終成果について [ NEW ]
  • 報道資料はこちら
  • 2018.10.29「欧州との連携によるBeyond5G先端技術の研究開発」について
  • 大容量アプリケーション向け高速無線伝送システムの構築に向け、日欧共同プロジェクトに参画しました
    報道資料はこちら
  • 2017.06.13 SCOPEに採択されました
  • 当組合のプロジェクトが総務省 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に採択されました
    総務省の報道資料はこちら(外部サイト)
  • 2017.06.05 英語サイトオープン
  • 上部メニュー右端の"English"からどうぞ
  • 2017.04.28 公式サイトオープン
  • 高速近接無線技術研究組合(HRCP)の公式サイトを開設しました
    近日中に英語版も公開予定です
  • 2016.10.01 高速近接無線技術研究組合を設立しました

組合概要

理事長挨拶





 近年のスマートフォンやタブレットといったモバイル機器の爆発的な普及に伴い、ユーザーが授受するデータ量(モバイルトラフィック)は飛躍的に増加しています。やりとりされるデータの数や種類が増えただけなく、一つひとつのコンテンツがリッチ化していることで、データサイズそのものも巨大化しています。この傾向は今後ますます加速していくとみられており、ネットワーク資源の枯渇問題が現実味を帯びてきました。
 当技術研究組合はこのモバイルトラフィックの処理方法として、ミリ波帯を使った高速かつ1対1に特化した無線通信技術を開発しています。これまでの移動体通信や無線LANだけではなく、本技術を用いた巨大データ授受のオフロード化により、ネットワーク資源枯渇化の解消を目指します。
 私共の活動成果が、広く遍く人々の生活に浸透し、新たなサービス産業の創出にまでつながるよう努め、社会貢献いたします。
 皆様のご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

高速近接無線技術研究組合 理事長 松村 広幸
役員一覧


■理事長  松村 広幸
■専務理事  谷口 徹
■理事  岩崎 潤
■監事  長坂 武見

組合構成


ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
  http://www.sony-semicon.co.jp/

日本無線株式会社
  http://www.jrc.co.jp/
(2022年4月1日現在)

活動内容

活動の目的



本組合は、情報通信機器によるモバイルトラフィックが急激に増加し続ける状況下において、超高速かつ低消費電力の近接無線技術を開発・普及させることをめざします。これにより、モバイルトラフィック の低減と、さらには本技術を利用した新たなサービス産業の創出に貢献いたします。

高速近接無線技術とは



ミリ波(60GHz帯)を活用した1対1通信に特化した技術であり、瞬時に接続が確立すること、そして超高速で通信を行うことを最大の特徴としています。なお本技術は、米国に本部を持つ電気電子学会IEEEの802.15.3eの規格に準拠しています。

【仕様】
キャリア周波数 60GHz帯
最大転送速度(SISO*) 13.1Gbps 256QAM
接続時間 2msec以下
通信トポロジー 1対1 双方向
*SISO: Single-Input, Single-Output

アクセス & お問い合わせ
〒105-0004
東京都港区新橋6-20-1
(ル・グラシエルBLDG. 1 8F)

Tel: 03-6636-7810

【JR】
  新橋駅 烏森口より徒歩10分

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